対角6.15 mm (1/2.9型) 有効約682万画素カラーCMOSイメージセンサ

IMX326LQC

セキュリティカメラ、産業機器向けに多彩な出力フォーマットをサポートしたCMOSイメージセンサ

拡大を続けるセキュリティカメラ市場に向けて、ソニーは1/2.9型、有効約682万画素裏面照射型CMOSイメージセンサ「IMX326LQC」を商品化しました。
IMX326LQCは、最大6M (3096 × 2196) をADC10 bit、60 frame/sで出力することが可能です。さらに、30 frame/s時にはDOL (Digital Overlap) 方式のHDR (High Dynamic Range) 機能に対応しており、広ダイナミックレンジでの動画撮影を実現しています。
多彩な出力フォーマットや様々なアプリケーションに対応できるCMOSイメージセンサです。

  • 高速動画撮影機能
  • 多彩な出力フォーマット
  • DOL-HDR機能
  • 小型パッケージ (IMX274LQCとピン配置の互換性を確保)

Exmor R

* Exmor Rは,ソニー (株) の商標です。列並列A/D変換方式を採用したExmor™の画素の基本構造を裏面照射型にすることで,感度や低ノイズなどの撮像特性を大幅に向上させたCMOSイメージセンサです。

STARVIS

* STARVISは,ソニー (株) の商標です。STARVIS (スタービス) は,1µm2あたり,2000mV以上 (カラー品,706cd/m2光源撮像時,F5.6,1s蓄積換算) の感度を有し,可視光領域に加え近赤外領域までの高画質を実現した,監視カメラ用途CMOSイメージセンサ用 裏面照射型画素技術です。

高速動画撮影機能

IMX326LQCは、最大6M (3096 × 2196) の全画素読み出しをADC12 bitで30 frame/s、ADC10 bitで60 frame/sの高フレームレート出力で実現しており、拡大するセキュリティカメラ市場のアプリケーションに最適です。
また、高速のフレームレートを必要としないアプリケーションでは、フレームレートを下げることで低消費電力化することができます。

多彩な出力フォーマット

IMX326LQCは、通常のボックス型カメラに加え、近年増加している全周囲カメラ、マルチセンサカメラなどを想定して出力画角3:2、4:3、16:9、1:1と、多彩な出力フォーマットに対応しています。(表-3)。

DOL-HDR機能

IMX326LQCは、6M画角でのDOL (Digital Overlap) 方式のHDR機能に対応しました。これによりダイナミックレンジを拡大した高精細動画の撮影が可能となりました。DOL機能に対応するモードは、6M (3096 × 2196) ADC10bit 30 frame/s、フルHD (1920 × 1080) ADC10bit 60 frame/sです (表-3)。

小型パッケージ (IMX274LQCとピン配置の互換性を確保)

IMX326LQCは、10.70 mm (H) × 8.50 mm (V) × 1.62 mm (t) と小型パッケージを実現しており、これによりマルチセンサカメラなどの様々なアプリケーションに使用することが可能です。また、IMX274LQC※1とのピン配置の互換性を確保しました。

※1:2016年10月 製品情報参照

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写真-1 画像サンプル

条件:16:9モード, F1.6, 30 frame/s

写真-1

500 lx Gain 1 dB

表-1 素子構造
項目 IMX326LQC
出力イメージサイズ 対角 6.15 mm (1 / 2.9 型) アスペクト比3:2
有効画素数 3096 (H) × 2202 (V) 約682万画素
ユニットセルサイズ 1.62 µm (H) × 1.62 µm (V)
オプティカル
ブラック
水平方向 前0画素、後0画素
垂直方向 前16画素、後0画素
入力駆動周波数 Sub-LVDS使用時 12 MHz / 24 MHz / 36 MHz / 72 MHz
MIPI CSI-2使用時 6 MHz / 12 MHz / 18 MHz / 24 MHz
インタフェース Sub-LVDS (576 Mbps / ch, 最大10 ch) *1
MIPI CSI-2 (1.440 Gbps / Lane) *1
パッケージ 92-pin LGA
電源電圧 VDD (標準値) 2.8 V / 1.8 V / 1.2 V

*1 Sub-LVDS使用時にはセンサスレーブモード、MIPI使用時にはセンサマスタモードとなります。

表-2 撮像特性
項目 備考
感度 (F5.6) 標準値 237 mV 1/30s 蓄積
飽和信号量 最小値 645 mV Tj = 60 °C
表-3 基本駆動モード
モード 推奨記録画素数 フレームレート
[frame/s]
ADC
[bit]
全画素読み出し (12 bit) 3072 (H) × 2160 (V) 30 12
5M 4:3読み出し (12 bit) 2592 (H) × 1944 (V) 30 12
5M 16:9読み出し (12 bit) 3072 (H) × 1728 (V) 30 12
4M 1:1読み出し (12 bit) 2160 (H) × 2160 (V) 30 12
全画素読み出し (10 bit) 3072 (H) × 2160 (V) 60 10
5M 4:3読み出し (10 bit) 2592 (H) × 1944 (V) 60 10
5M 16:9読み出し (10 bit) 3072 (H) × 1728 (V) 60 10
4M 1:1読み出し (10 bit) 2160 (H) × 2160 (V) 60 10
モード 推奨記録画素数 フレームレート
[frame/s]
ADC
[bit]
全画素読み出し (10 bit) DOL*1 3072 (H) × 2160 (V) 30 10
フルHD (10 bit) DOL*1*2 1920 (H) × 1080 (V) 60 10

*1 DOL使用時の蓄積時間の設定値には制約があります。
*2 水平加算有り

※ 本資料に記載されております規格等は、改良のため予告なく変更することがありますので、ご了承ください。

VOICE

設計者集合写真

IMX326LQCは、6M高精細動画を60 frame/sで撮影可能なセキュリティカメラ、産業機器向けのCMOSイメージセンサです。小型なパッケージサイズ、4K センサであるIMX274LQCとの、ピン配置の互換性確保により、お客様のラインアップ展開に貢献します。
ぜひソニーの高精細CMOSイメージセンサIMX326LQCをご検討ください。

設計者 (左から) 安藤 知子 池内 隆志 田山 英俊