IMX253LLR/LQR
対角17.6 mm (1.1型) 有効約1237万画素白黒/カラーCMOSイメージセンサ

IMX253LLR/LQR

IMX255LLR/LQR
対角16.1 mm (1型) 有効約895万画素白黒/カラーCMOSイメージセンサ

IMX255LLR/LQR

産業機器向け3.45µm画素グローバルシャッタ機能搭載CMOSイメージセンサ

ソニーでは、産業機器向けに光学サイズ1.1型、有効約1237万画素のCMOSイメージセンサIMX253LLR/LQRを開発しました。グローバルシャッタ機能に対応したCMOSイメージセンサとしては業界最小クラス※1の3.45µm画素を搭載し、歪みのない高画質、高解像度、高速撮像を実現しています。また、外部トリガ信号により任意に蓄積時間を制御するトリガモードや、必要な領域の画像情報だけを切り出して出力するROI (Region of interest) モードなど、マシンビジョンカメラに必要な機能を搭載しています。IMX255LLR/LQRは、1型、有効約895万画素の製品で、IMX253LLR/LQRと同一パッケージを使用することで、ピン配置の互換性を確保しました。また、IMX255LLR/LQRは4Kの画素数をカバーしており、産業機器用途のみならず交通監視向けなどにもご活用いただけます。

※1:2015年12月現在、ソニー調べ

  • グローバルシャッタ機能
  • 高画素・高解像度 (1.1型有効約1237万画素 / 1型有効約895万画素)
  • 高フレームレート
  • 多彩な機能 (外部トリガモード、ROIモード (重なり許容)、多重露光機能ほか)
  • 当社従来品との互換性

Exmor

* Exmorは,ソニー (株) の商標です。このExmorは,列並列A/D変換方式の採用により,高速処理,低ノイズ性能,低消費電力に優れたCMOSイメージセンサです。

Pregius

* Pregiusは,ソニー (株) の商標です。Pregius (プレジウス) は,ソニーの低ノイズCCD構造を採用し,高画質を実現したアクティブピクセル型CMOSイメージセンサグローバルシャッタ画素技術です。

グローバルシャッタ機能

産業機器の分野では、高速で移動する被写体を正確に撮影する必要があります。従来のローリングシャッタタイプのイメージセンサでは、フォーカルプレーン現象による被写体の歪みの発生や、フラッシュバンドにより正しく被写体を撮影できないなどの問題がありました。IMX253LLR/LQR, IMX255LLR/LQRでは、グローバルシャッタ対応の画素を搭載することで、フォーカルプレーン歪みや、フラッシュバンドの影響を受けない高画質の撮影が可能です。

高画素・高解像度

IMX253LLR/LQRは、1.1型の光学サイズで、有効約1237万画素を有しています。同じ画素技術を採用した当社従来品IMX250LLR/LQR※2 (有効約507万画素) に対して2倍以上の画素数を持つため、より高解像度を必要とする被写体や撮影シーンに適しています。また、IMX255LLR/LQR は1 型の光学サイズで4K の画素数をカバーしているため、従来はレーン毎にカメラの設置が必要なところ、1台のカメラで解像度を確保しつつ複数レーンの撮影も可能ですので、交通監視用途などにもご活用いただけます。

※2:2015年5月 製品情報参照

高フレームレート

産業機器分野で高まっている高フレームレート化の要求に対して、ソニーCMOSイメージセンサの列並列A/D変換技術を用いたIMX253LLR/LQRでは、最大68.3frame/s (ADC8bit)、IMX255LLR/LQRでは、最大93.7frame/s (ADC8bit) のフレームレートを実現しています。これにより産業機器の処理速度のさらなる向上が可能となりました。

多彩な機能

IMX253LLR/LQR, IMX255LLR/LQRでは、産業機器向けカメラで必要となるトリガモードやROIモードをはじめとした、多彩な機能を搭載しています。任意の領域を切り出して出力するROIモードでは、従来の最大8 × 8の64カ所設定モードに加え、指定する領域の重なりを許容できるよう、領域指定の自由度を向上しています。外部パルスにより露光時間を制御するトリガモードでは、トリガ入力から露光開始までのディレイを少なくしたファストトリガモードや、多重露光モードなどのさまざまな露光方法を用意しています。また、IMX253LQR, IMX255LQR (カラー品) では、間引き、水平/垂直反転読み出し、複数フレームセット出力などの機能を搭載しています。IMX253LLR, IMX255LLR (白黒品) では、カラー品の機能に加え、垂直/水平方向の画素加算機能もご利用いただけます。

当社従来品との互換性

IMX253LLR/LQR, IMX255LLR/LQRは、すでに量産されているIMX250LLR/LQR (有効507万画素) とパッケージの裏面端子配置および、光学中心を合わせているため、お客さまのラインアップ展開を容易にしています。

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写真-1 画像サンプル

条件:2000 lx F5.6 (ADC 12 bitモード, 60 frame/s, 内部ゲイン0 dB)

写真-1-1

IMX253LQR (3.45 µm)

写真-1-2

当社従来品 (5.86 µm)

写真-2 画像サンプル (解像度)

条件:F4.0 (ADC 12 bitモード, 内部ゲイン0 dB)

写真-2

写真-3 画像サンプル (Overlap ROI)

~2領域設定の例~

写真-3 ROIy領域設定イメージ

動画-1 グローバルシャッタ vs. ローリングシャッタ

表-1 素子構造
項目 IMX253LLR/LQR IMX255LLR/LQR
イメージサイズ 対角17.6 mm (1.1型) 全画素 mode 対角16.1 mm (1型) 全画素 mode
有効画素数 4112 (H) × 3008 (V)
約1237万画素
4112 (H) × 2176 (V)
約895万画素
ユニットセルサイズ 3.45 µm (H) × 3.45 µm (V) 3.45 µm (H) × 3.45 µm (V)
オプティカル
ブラック
水平方向 前0画素、後0画素 前0画素、後0画素
垂直方向 前10画素、後0画素 前10画素、後0画素
入力駆動周波数 37.125 MHz / 54.0 MHz / 74.25 MHz 37.125 MHz / 54.0 MHz / 74.25 MHz
パッケージ 226-pin LGA 226-pin LGA
電源電圧 VDD (標準値) 3.3 V / 1.8 V / 1.2 V 3.3 V / 1.8 V / 1.2 V
表-2 撮像特性
項目 IMX253 IMX255 備考
感度 (白黒) 標準値
[F8]
915 mV 915 mV 3200 K, 706 cd/m2
1/30s 蓄積
感度 (カラー) 標準値
[F5.6]
1146 mV 1146 mV
飽和信号量 最小値 1001 mV 1001 mV Tj = 60 °C
表-3 基本駆動モード
製品名 駆動モード 推奨記録画素数 ADC
[bit]
フレームレート (最大)
[frame/s]
IMX253
LLR/LQR
全画素 4112 (H) × 3008 (V)
約1237万画素
12 46.4
10 64.6
8 68.3
IMX255
LLR/LQR
全画素 4112 (H) × 2176 (V)
約895万画素
12 63.7
10 88.7
8 93.7

※ 本資料に記載されております規格等は、改良のため予告なく変更することがありますので、ご了承ください。

VOICE

設計者集合写真

IMX253LLR/LQRは、グローバルシャッタ機能を搭載したことでご好評頂いております当社従来品のIMX250LLR/LQRの画素数拡張版として開発したCMOSイメージセンサです。
当社従来品の高感度画素技術、高フレームレート、トリガ露光などの機能はそのままに、画素数を増大しただけでなく、お客様の使い勝手向上につながるROI機能の拡張や多彩なトリガ機能に対応しています。
IMX253LLR/LQR、IMX255LLR/LQRのラインアップを加えることで、さらなる高解像度の映像を体験していただけると考えています。

設計者
(上段 後列左から) 山内 秀俊 平松 信治
(上段 前列左から) 坂東 秀明 北方 一志
(下段 左から) 井手 将二 桜井 智一 末永 亮介 青木 信雄