対角9.33mm (1/1.7型) 有効約1240万画素 カラーCMOSイメージセンサ

IMX226CQJ

セキュリティカメラ・産業機器向け、4K対応 高解像度・高感度 裏面照射型CMOSイメージセンサ

1/2型系4K (約17:9) に対応した約1240万画素の裏面照射型CMOSイメージセンサ「IMX226CQJ」を開発しました。
裏面照射型構造1.85μm角単位画素の次世代4Kセキュリティカメラとして、高解像度、および高感度両方の利点を備えた製品となっています。

  • 裏面照射型構造1.85µm角単位画素
  • 高解像度 4K動画撮影モード (4096H × 2160V、60frame/s)
  • 高感度・低ノイズ
  • 良好な入射角特性とF値依存性

Exmor R
* Exmor Rは,ソニー (株) の商標です。列並列A/D変換方式を採用したExmor™の画素の基本構造を裏面照射型にすることで,感度や低ノイズなどの撮像特性を大幅に向上させたCMOSイメージセンサです。

STARVIS
* STARVISは,ソニー (株) の商標です。STARVIS (スタービス) は,1µm2あたり,2000mV以上 (カラー品,706cd/m2光源撮像時,F5.6,1s蓄積換算) の感度を有し,可視光領域に加え近赤外領域までの高画質を実現した,監視カメラ用途CMOSイメージセンサ用 裏面照射型画素技術です。

高解像度

IMX226CQJは、有効約1240万画素を採用し、12M (4:3) および4K (約17:9) に対応しています。1/1.9型 約903万画素 (約17:9) 使用時には、4K 60frame/sでの高精細かつ高速な動画撮影が可能となり、次世代4Kの高解像度セキュリティカメラに最適な仕様となっています。
当社従来品の表面照射型構造3.75μm角単位画素IMX185LQJ※1フルHD出力画像と比較し、より高精細でクリアな画像の撮影を実現しました。 (写真-1写真-2)

※1:2013年8月 製品情報参照

高感度・低ノイズ

4K対応などの多画素センサの場合、画素の微細化によりセキュリティカメラとして重要な感度の劣化が問題となります。
IMX226CQJでは裏面照射型構造1.85μm角単位画素の採用で、4Kで1/2型系のイメージサイズに抑えながら、従来の表面照射型CMOSイメージセンサをはるかに上回る高感度・低ノイズを実現しています。

良好な入射角特性とF値依存性

光を効果的に集められる裏面照射型構造の特性を最大限に引き出せるように、集光特性の最適化を行いました。これにより、当社従来品の表面照射型構造2.8μm角単位画素IMX136LQJと比べて、良好な入射角特性 (図-1) とF値依存性 (図-2) が実現しました。
これは、夜間レンズ開放端で使用することの多いセキュリティカメラにおいて極めて重要な特性であり、レンズ開放端では、表面照射型構造2.8μm角単位画素のIMX136LQJよりも上回る低照度性能を得ることができます。 (写真-3)
また、この優れた光学特性は、高倍率ズームにも対応可能です。

※画像上でマウスカーソルが変化するものは、クリックして頂くと、新しいWindowが開き拡大画像が表示されます。

写真-1 解像度比較(2000 lx, 0 dB)

写真-1-1

IMX226CQJ

写真-1-2

従来品IMX185LQJ

写真-2 解像度比較(F11, 0 dB)

写真-2-1

IMX226CQJ

写真-2-2

従来品IMX185LQJ

写真-3 低照度感度比較(0.68 lx, F0.95, 12 bit, 60 fps, 45 dB)

写真-3-1

IMX226CQJ

写真-3-2

従来品IMX136LQJ

図-1 入射角特性

図-1

図-2 F値依存性

図-2

表-1 素子構造
項目 IMX226CQJ
出力イメージサイズ 対角 9.33 mm (1/1.7型) 12M 4:3
対角 8.61 mm (1/1.9型) 4K 約17:9
有効画素数 4072 (H) × 3046 (V) 約1240万画素
4152 (H) × 2174 (V) 約903万画素
ユニットセルサイズ 1.85 µm (H) × 1.85 µm (V)
オプティカル
ブラック
水平方向 前96画素、後0画素
垂直方向 前16画素、後0画素
入力駆動周波数 72 MHz
パッケージ 128-pin LGA
電源電圧 VDD (標準値) 2.9 V / 1.8 V / 1.2 V
表-2 撮像特性
項目 IMX226CQJ 備考
感度 (F5.6) 標準値 280 mV 1/30s 蓄積
飽和信号量 最小値 810 mV Tj = 60°C
表-3 基本駆動モード
駆動モード 推奨記録画素数 ADC フレームレート
12M 4:3 4000 (H) × 3000 (V)
1200万画素
10 bit 40 frame/s
12 bit 35 frame/s
4K 約17:9 4096 (H) × 2160 (V)
約885万画素
10 bit 60 frame/s
12 bit 30 frame/s
フルHD 2048 (H) × 1080 (V)
約221万画素
10 bit 60 frame/s

※ 本資料に記載されております規格等は,改良のため予告なく変更することがありますので,ご了承ください。

VOICE

設計者集合写真

IMX226CQJは、セキュリティカメラにおいても多画素化・4Kの先駆けとして、企画・商品化しました。プロジェクトメンバーがソニーの持っている裏面照射型構造を用いて高解像度・高感度を目指して開発したセンサです。ぜひ、高性能セキュリティカメラ向け1/2型系CMOSセンサシリーズのIMX226CQJをご検討ください。

設計者
(上段 左から) 森 淳二 牧山 彰太 八木 慎一郎
(下段 左から) 笠井 弦 玉田 直子 横山 浩一