IMX168CQK: 対角4.58mm (1/4 型) 有効約515万画素カラーCMOSイメージセンサ
IMX169CQK: 対角7.35mm (1/2.45 型) 有効約1319万画素カラーCMOSイメージセンサ

IMX168CQK, IMX169CQK

HD対応 小型、高解像度 産業機器向けCMOSイメージセンサ

近年、産業機器向けカメラはホームセキュリティやドライブレコーダなど色々な場所、環境で使われるようになりました。それら使用環境の変化に伴い、カメラの小型化・薄型化と共に、さらなる高画質化の要求も高まっています。
ソニーではスマートフォン向けイメージセンサで培った最先端製造技術を駆使した独自の微細加工技術により、高感度、高精細なHD画像を撮影することが可能な1/4 型で約515万画素と、1/2.45型で約1319万画素のCMOSイメージセンサを商品化しました。

  • 【高解像度】有効約515万画素/有効約1319万画素
  • 【高感度】HD動画モード
  • 【小型・薄型レンズ対応】1.4µm角単位画素
  • 【小型パッケージ】74Pin LGA

Exmor
※ "Exmor"は、ソニー(株)の商標です。
この "Exmor"は、列並列A/D変換方式の採用により、高速処理、低ノイズ性能、低消費電力に優れたCMOSイメージセンサです。

高解像度化により、さらなる高画質を実現

デジタルスチルカメラやスマートフォンは、カメラ機能の高画質化の要求に応えるため、イメージセンサのさらなる多画素化・高解像度化が進んでいます。TVに代表される動画の世界でもフルHDよりも、さらに高解像度な4K2Kへの移行が始まりつつあります。
ソニーでは、ホームセキュリティやTV電話会議システム、Webカメラ、ドライブレコーダのような動画撮影が中心の産業機器用途向けに、従来よりも高解像度となるCMOSイメージセンサ「IMX168CQK」と「IMX169CQK」を商品化しました。
IMX168CQKはHD720pのおよそ5倍の画素数をもつ有効約515万画素のイメージセンサで、最大22.5frame/sで撮影可能です。IMX169CQKはフルHD1080pのおよそ6倍の画素数をもつ有効約1319万画素のイメージセンサで、最大13.5frame/sで撮影可能です。

さまざまな用途に向け、小型化・薄型化の追求

小型で多画素のイメージセンサを実現するためには、一つひとつの画素サイズを小さくする必要があります。今までスマートフォン向けイメージセンサで培った独自の微細加工技術を使用することで、従来より小さな画素サイズにおいても、高感度な撮像特性を実現しています。
また、レンズを薄くすればするほどイメージセンサへ入射する光の角度がきつくなり、フォトダイオードで光を受けとめることが難しくなります。IMX168CQK,IMX169CQKでは、各画素セル上のオンチップレンズを薄型レンズからの光入射角特性に最適化して、効率的にフォトダイオードに集光しています。

加算読み出しで感度アップ、HD動画モード

IMX168CQKはHD720p動画撮影に対応する機能を備えています。このモードは隣り合う同色画素の信号を加算して読み出すことで通常モードに比べ感度を4倍にアップすることが可能です。またアスペクト比16:9の領域のみを切り出して読み出すことによりHD720p動画を60frame/sという高速で撮影することが可能です。
同様にIMX169CQKはフルHD1080p動画撮影に対応する機能を備えています。このモードでは画素加算による高感度なフルHD動画を30frame/sで撮影することができます。
これらの機能により高解像度という新たなニーズを満たしつつ、従来の要求である低照度環境下での高画質動画撮影を可能にしています。

取り扱い容易なインタフェース、パッケージ

IMX168CQK,IMX169CQKはともに小型で薄型の74Pin LGAパッケージを採用しています。リフローにも対応していますので容易に実装することが可能です。
また出力インタフェースには汎用性の高いMIPI CSI-2を採用しました。各種DSPと容易に接続することが可能です。

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写真-1 画像サンプル (IMX169CQK)

写真-1-1

IMX169CQK 全画素 (13.5frame/s, 500lx, F2.2, 内部ゲイン0dB)

写真-1-2

IMX169CQK フルHD1080p (30frame/s, 20lx, F2.2, 内部ゲイン24dB)

表-1 素子構造
項目 IMX168CQK IMX169CQK
出力イメージサイズ 対角4.58 mm (1/4型) 対角7.35 mm (1/2.45型)
転送方式 プログレッシブ プログレッシブ
有効画素数 2616 (H) × 1968 (V)
約515万画素
4216 (H) × 3128 (V)
約1319万画素
ユニットセルサイズ 1.4 µm (H) × 1.4 µm (V)
オプティカル ブラック 水平方向 前32画素、 後0画素
垂直方向 前48画素、後0画素 前32画素、後0画素
入力駆動周波数 6 MHz ∼ 27 MHz
パッケージ 74-pin LGA
パッケージサイズ 11.50 mm (H) × 10.50 mm (V) × 2.23 mm (T)
電源電圧VDD(標準値) 2.7 V / 1.8 V / 1.2 V
感度 (F5.6) (標準値) 120 mV
飽和信号量 428 mV
出力方式 MIPI 1, 2 lane MIPI 2, 4 lane
制御用通信インタフェース I2C I2C
駆動モード (全画素) 5.15M 22.5 frame/s
648 Mbps/lane × 2 lane
13.19M 13.5 frame/s
486 Mbps/lane × 4 lane
駆動モード (HD) 720p 60 frame/s
648 Mbps/lane × 2 lane
1080p 30 frame/s
486 Mbps/lane × 4 lane

※ 本資料に記載されております規格等は,改良のため予告なく変更することがありますので,ご了承ください。

VOICE

設計者集合写真(渋井、安藤、豆崎)

IMX168CQK,IMX169CQKは高画素での動画撮影と多画素静止画撮影の高次元での両立を目指し企画・商品化しました。
1.4µm角単位画素という微細先端セル構造を活かし、多画素でありながらも、光学サイズの小型化を実現しています。
是非、多彩な用途にお使い頂けるIMX168CQK,IMX169CQKを使ったカメラの開発をご検討ください。